2021.05.29

納豆の栄養について

こんにちは。本日は納豆の栄養についてご紹介させて頂きます。

納豆は日本の代表的な発酵食品の1つです。納豆の原料となる大豆そのものに栄養がたくさん含まれており、「畑の肉」と呼ばれています。大豆の栄養には植物性タンパク質やビタミン、食物繊維、またポリフェノールの一種である「大豆イソフラボン」や「大豆サポニン」などが一粒一粒に詰まっています。さらに、近年話題となっているのがコレステロールの吸収を抑える「植物ステロール」が含まれています。

納豆などの発酵性大豆を食べている方は死亡率が10%低下したという調査もあります。この発酵性大豆には味噌も含まれます。

しかし豆腐では上記のような結果にはなりませんでした。

ここで重要なのは大豆が発酵されていることが重要になってきます。

<栄養価>

マグネシウム・・・非常に重要な栄養素。働きは様々あり、骨を丈夫にする効果もある。不足がちな人が多い。

カリウム・・・浮腫みの予防に繋がる。

水溶性食物繊維・・・腸内環境を整える。

植物性たんぱく質・・・大豆に多く含まれる。

ビタミンB群・・・精神疾患の方に対する薬でも処方される。三大栄養素の吸収や代謝に必要。貧血予防にもなる。水溶性ビタミンであるため、毎日の摂取が必要。

レシチン・・・アセチルコリンなどの神経伝達物質をつくるために必要な栄養素。市販のチョコなどに入っているレシチンはこのような効果はなく、舌触りや増粘剤として利用されている。

ビタミンK・・・特にひきわり納豆に多い。ほうれん草や豆腐と比べものになるぐらい豊富に含まれる。骨の成長や血液の凝固作用などがある。

ナットウキナーゼ・・・血栓の溶解作用。血圧低下、抗動脈硬化、血中の脂質正常化、神経保護。混ぜる回数でナットウキナーゼの量が変わる。300回までかき混ぜると量が増えていく。

<納豆菌>

納豆菌は枯草菌の一種で稲のわらに多く生息しています。しかし、わらにその他の雑菌なども生息しているためわらに包んで販売することは衛生面上禁止されています。そのため、流通してある納豆に含まれる納豆菌はほぼ人工のものです。

納豆菌が産生してくれる物質にはナットウキナーゼ、ビタミンK2(ビタミンKが活性化している状態)、ジビコリン酸、ポリγーグルタミン酸などがあります。

この中のジビコリン酸は放射線物質の解毒や重金属の解毒効果があります。

納豆菌は非常に強力なため、酒蔵によっては納豆食べた後に入るのは禁止されていることもあります。それは納豆菌が麹菌を殺してしまうからです。

そして、納豆菌の一番の働きは悪玉菌を減少させる働きと乳酸菌・ビフィズス菌を増殖させる働きがあります。いわゆる腸内環境を整えてくれます。このような働きプラス水溶性食物繊維も摂れるため腸には最高の食材と言えます。

<人工の納豆菌は良いの?>

実際わらで作った納豆は雑菌が入るプラスめちゃくちゃ臭いがきついため、食べれたものではないというぐらい市販のものとは違うそうです。

市販の納豆はその臭みをなくすために遺伝子操作を行ない臭みを作る遺伝子(短鎖分岐脂肪酸)を破壊しています。納豆の風味や栄養付けで人工の納豆菌を入れて作られています。

ただ、遺伝子組み換え食品みたいなものとは違って、そもそも衛生面上ナチュラルな納豆菌では販売できないため、人工の納豆菌がスタンダードになっています。

そのため、納豆の研究では人工の納豆菌を使用したものを研究材料にしていますので、あまり問題はないのではないかと思います。

<納豆の選び方>

遺伝子組み換えの大豆を使ってないものを選ぶのが良いのですが、5%以下の使用ですと遺伝子組み換えではないと記載できますので、100%オーガニックなのかは判断が難しいです。

そのため、シンプルに価格の高いものやオーガニックを強く推しているものを買うことがオススメです。

是非納豆の摂取をしていきましょう。